まず、ザックリと結論だけ書きます。
社内等でAntigravityを導入する際、最初の壁になるのが「開発中の機密ソースコードや顧客環境のデータ、APIキーなどがAIの学習に使われないか」というセキュリティの懸念、そして「自律型AIが勝手にシステムを操作・破壊しないか」という運用上のリスクです。
Googleが提供するオプトアウト(拒否)設定や実行ポリシー設定を正しく行うことで、入力データをAIのモデル学習から除外し、自律エージェントの安全な運用が可能になります。
ただし、現在のAntigravityは「プレビュー版(一般提供前サービス)」であり、貴社の顧客データの入力は規約により明確に禁止されています。本資料を社内展開する際は、設定手法だけでなく、入力可能なデータの境界線(後述)も必ずセットで周知してください。
【エビデンス:Google Cloud 一般提供前サービス規約 第5条(原文)】 『お客様は一般提供前サービスを使用して個人データまたは法的もしくは規制上の遵守要件の対象となる他のデータを処理してはなりません。』 引用元:Google Cloud 一般提供前サービス規約
ここでの「処理してはなりません」は英文規約の「shall not」に相当する法的拘束力を持つ表現であり、推奨ではなく契約上の義務としての禁止です。
つまり、
自社データを扱ったり、企画書書かせたりするのはOK
顧客の住所や電話番号、クレジットカード番号などはNG
ということです。